現代医学的な研究に基づいた鍼・灸・マッサージ

鍼治療は腫脹(腫れ)の早期回復や疼痛（痛み）の緩解に用いられます。
またオーバーユース（使いすぎ）による慢性の傷害に対する鍼治療は鎮痛を目的に用いられますが、
主として筋緊張の緩和や局所の循環の改善により疼痛の緩解を計ることにあります。

練習量が増加したり試合が続く場合、自覚症状が出現する前に傷害を起こしやすい部位をあらかじめ
治療しておく必要があります。異常を早期に見つけ治療し、傷害の発症を予防することが大切です。
また、傷害部をかばうことにより発生する二次的な傷害を予想し、治療をしておくことも重要となります。

スポーツ選手が体調を維持し練習メニューをおこない、最高のコンディションで試合に挑むことは、
勝つためにもっとも重要なことです。
鍼治療は
①練習による疲労の回復を早める
②食欲・睡眠・便通などの全身状態を良好に保つ目的で行います。

競技力向上における鍼治療の目的は、主として疲労の回復を早め、より高度な練習メニューをこなせるよう
にすることです。